スペイン語のスラング特集 🤬 よく使われる罵り言葉
スペイン語学習のスパイスに!悪口を学ぼう
🧐 ¡Atención! どの言語にも共通して言えることですが、罵り言葉を使うと場合によっては相手を怒らせてしまったり傷つけてしまう可能性があるということを覚えておきましょう。
⚠️ここから先の内容に含まれるフレーズや単語は、人によってはデリケートな内容になるので、ご注意ください。
さて、これから取り上げるのは español そして castellano ) といったスペイン本土で使われる、スペイン特有の罵り言葉や侮辱表現になります。
🧑🏫同じ罵り言葉でも、スペイン語を話す他の国々では異なる意味や文脈で使われることがあります。また、言い回しや文の構造も変わる場合があります。
💡 前置きはこの程度にして、さっそくスペイン語の悪口を学んでいきましょう!
スペイン人は罵り言葉をたくさん使うことが多く、それらの言葉が本来の意味を失い、高ぶった感情や反応を表現するための単なる間投詞として使われることも少なくありません。
感情豊かな罵り言葉を一緒にマスターしましょう🤩
スペイン語で罵ろう || 食べ物じゃないよ!Tacosの意味って?
スペイン語で罵ろう || ビギナー向けの悪口フレーズ集
スペイン語で罵ろう || よく使われる悪口トップ10
スペイン語で罵ろう || FAQs
スペイン語で罵ろう || 食べ物じゃないよ!Tacosの意味って?
🤬 スペイン語で「罵る」は soltar tacos と表現されます。
Soltar は「放つ」、is tacos は一般的な意味では、隙間を埋めるための短くて太い木片を指します。
👇 つまり、soltar tacos を直訳すると「木片を放つ」になりますが、この表現は「罵る」という意味に発展しました。
言葉の斧で相手を削る、そんな意味合いを秘めた面白い表現ですね!
そして、この文脈での tacos は「汚い言葉」や「罵り言葉」の同義語になっています。
🧑🏫 スペインで soltar tacos や decir tacos というフレーズを聞いた場合、これはメキシコ料理のタコスとは無関係で、「罵る」という行為そのものを表すということを覚えておいてください!
他にもスペイン語の「罵り言葉」を意味する同義語には以下のものがあります。
スペイン語 | 日本語 |
---|---|
palabrota | 罵り言葉 |
blasfemia | 冒涜 |
juramento | 誓い、罵る |
reniego | 拒絶、呪い |
maldición | 呪い |
スペイン語で罵ろう || ビギナー向けの悪口フレーズ集
スペイン人とすでに会話をしたことがあったり、ドラマや映画のシーンで見たことがある人もいるかもしれませんが、スペイン人はよく罵り言葉を使います。
🧑🏫 スペインでは、罵り言葉を間投詞のように使うことによって、伝えたいことを強調したり、友達同士での会話でユーモアを盛り込みたい時に使ったり、必ずしも罵倒の意味合いで使われるとは限りません。
💡 ここでは、スペインで使われる基本的な罵り言葉を紹介していきます!
Mierda
Mierdaは直訳すると「排泄物」を意味し、日本語の「クソ」に相当します。
この言葉はスペイン語で非常に頻繁に使用され、ほぼどんな文脈でも使えます。
たとえば:
- 鍵を忘れたとき
- 地下鉄に走っている最中につまづいたとき
- 遅刻しているとき
などなど、日常の中でイラッとしたりヒヤッとする場面に遭遇した時に使えます。
Mierda を使った例文を見てみましょう。
¡Mierda, date prisa que llegamos tarde! (クソ!急げ!遅れるぞ!)
Cagar
Mierda のように頻繁に使用される言葉の一つに、「排便する」という意味を持った cagar があります。
この言葉は、文脈によってポジティブな意味にもネガティブな意味にもなります。
一緒に例文を見ていきましょう!
素晴らしいものに対して:
La paella está que te cagas. (このパエリア、クソ美味い。)
失敗や間違いをした時:
La cagaste en clase con la respuesta. (授業で回答を間違えちゃったね。)
強い怒りや苛立ちを表すとき:
Me cago en todo lo que se menea. (動くもの全てにムカつく!)
Joder
Joder は直訳すると性交を指すスラングです。皆さんも一度は聞いたことのある、英語の「f*ck」のような意味合いで使われます。
スペイン語ではこのスラングの使用範囲が非常に広く、日本語の「くそ」に近い軽いニュアンスで使われることもあります。また、この言葉もポジティブな意味で使われることもあります。
スマホを落としたり、つま先をぶつけた時、口論の後でイライラしている時、あるいはただ強調したい時などなど、色んな場面で幅広く使えます。
例文を一緒に見てみましょう。
Joder, se me ha caído el móvil y ahora tengo que comprarme uno nuevo. (くそっ、スマホを落としちゃった。新しいのを買わなきゃ。)
逆に以下の例文ように、試験に合格したり、ゲームに勝ったりして祝う時など喜ばしくポジティブな出来事を伝える時にも使えます。
¡Joder, qué bueno que soy, he aprobado todos los exámenes!
すごい、俺/私って最高だ。全ての試験に合格した!
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Cabrón / Cabrona
Cabrón/a,Cabrón/a は直訳すると「オスのヤギ」を意味しますが、日本語でいう「クソ野郎」に相当します。
この言葉の解釈は文脈に大きく依存するため、侮辱として使われることもあれば、友人同士の軽いからかいや賞賛として使われることもあるので、会話の内容や相手のトーンそして表情に注意することが必要です。
スペイン語 | 日本語 |
---|---|
Este tío es un cabrón, vendería hasta su madre. | この男は最低だ、自分の母親さえ売りかねない。(侮辱) |
Venga cabrona, dime si te gusta ese chico. | さあ、教えてよ。あの男の子のこと好きなの?(からかい) |
¡Qué cabrón, ha metido dos goles! | すげえ、あいつ2ゴールも決めたよ!(賞賛) |
Gilipollas
Gilipollas は17世紀のスペイン王フェリペ3世の宮廷で使われ始めた言葉で、知恵が足りない人を指します。現在でも「バカ」「間抜け」「アホ」といった意味で使われています。
🧑🏫 Gilipollasも非常に一般的でな言葉で、特に若者の間で頻繁に使用されます。Gilipollas に対して、 cabrón/a は大人同士の会話で使われます。
Hostia
Hostia は本来、カトリックのミサで使われるパンを指します。
ですが、スペイン語のスラングとしてはまったく異なる意味を持っています。文脈によって「驚き」「怒り」「感嘆」などを表す万能な言葉として使われます。
💡 そのため、言葉の意味は使用される文脈により変わるので、以下の例のように、単なる侮蔑的なものから、うわー、おっとっと、やばい…などのような単なる間投詞まであります。
スペイン語 | 日本語 |
---|---|
¡Hostia, qué susto me has pegado, no te había visto! | わ!びっくりしたー、全然見えなかったよ!(驚き) |
¡Hostia, me alegro que te haya salido bien! | うわーっ!上手くいってよかったね!(感嘆) |
¡Hostia, déjame tranquilo! | くそっ!俺のことほっといてよ。(怒り) |
Coño
Coño は女性器を意味する言葉です。しかし、スペイン語で使われる場合、実際の身体の部位とはあまり関連がありません。
coño はしばしば hostia と似たような使われ方をしますが、必ずしも侮蔑的な意味を指すわけではありません。
以下のように、幅広い感情を表現するために、あるいは単なる間投詞として使われます:
スペイン語 | 日本語 |
---|---|
¡Coño, qué daño! | くそっ、痛い! |
Coño, no encuentro el móvil. | くそっ、携帯が見つからない。 |
¡Coño, felicidades por el compromiso! | わあ、婚約おめでとう! |
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Cojones
Cojones は直訳すると、「睾丸」を意味します。
🧐このスラングは今まで見てきた言葉の中でも一番多用途に使われ、さまざまな状況や感情、反応を表現するために以下のように使用されます。
un cojón は費用がかかったり、努力が必要であることを伝えたいときに使います。
Me costó un cojón.
大金がかかった。
dos cojones は勇敢さを称賛する時に使います。
Él tiene dos cojones.
彼は度胸がある。
tres cojones は軽蔑や無関心さを表現するときに使います。
Me importa tres cojones.
そんなのどうでもいい。
mil par de cojones は難しさを表現する時に使います。
Me costó mil par de cojones.
ものすごく大変だった。
¡Tiene cojones! は直訳すると度胸があるになりますが、苛立ちや怒りを表現する際に使います。
Te corto los cojones.
「玉を切るぞ」という脅しとして使われます。
frío de cojones は「凍えるように寒い」という意味合いで使われます。
Hace un frío de cojones.
凍えるほど寒い。
de cojones は成功を表現する際に使います。
Me salió de cojones.
うまくいった。
hasta los cojones は忍耐が限界に達したことを表現する際に使います。
Estoy hasta los cojones.
もううんざりだ。
con cojones は度胸や勇気がある人を指すときに使われます。
sin cojones は臆病者を指します。
manda cojones は「信じられない」や 「何てこった」など信じたくない出来事があった時やありえないといった気持ちを表したいときに使われます。
me sale de los cojones は「自分がそうしたいから」といった意味になり、自分の強い意志を表現するときに使われます。
まだまだ他にもは様々な場面で使われます…cojonesってとっても万能な言葉ですね!🤩
Hijo de puta / Hija de puta
Hijo de puta/hija de puta は日本語でいう「クソ野郎」に相当する言葉です。
スペイン語 | 日本語 |
---|---|
hijoputa/hijaputa | この野郎 |
puto/puta | クソ野郎 / クソ女 |
Puta madre
Puta madre は最低のゲス野郎のような意味になりますが、満足感や素晴らしさを表現する目的でも以下のように使われます。
Está de puta madre el restaurante. (このレストラン、最高だね。)
Ella me cae de puta madre. (彼女とはすごく気が合う。)
スペイン語で罵ろう || よく使われる悪口TOP10
🤬 スペインではスラングの使用が非常に盛んで、ネブリハ大学 (Universidad de Nebrija) とアリカンテ大学 (Universidad de Alicante)のスペインの2大学が、最も使用される侮辱表現に関する研究を行いました。
🤩上位3位にランクインしたスラングは以下の通りです:
gilipollas (バカ / 間抜け)
[ spak imbécil] (愚か者)
cabrón / cabrona (嫌な奴 / クソ野郎)
4位から10位までのスラングはこちらです!
スペイン語 | 日本語 |
---|---|
subnormal | 精神的におかしい人 |
hijoputa/hijaputa | クソ野郎/クソ女 |
tonto/tonta | アホ |
idiota | バカ |
puto/puta | 最低野郎/最低女 |
capullo/capulla | バカ野郎 |
payaso/payasa | 道化師/アホ |
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スペイン語で罵ろう || FAQs
スペイン語のスラングで “クソ” にあたる言葉は何ですか?
スペイン語のスラングで “クソ” に相当するのは joder です。この言葉は性交を意味するスラングですが、間投詞としてもよく使われます。
それでは、例文を見ていきましょう!
¡Joder, qué suerte tienes!
(くそ、君は本当に運がいいな!)
Joder, necesito descansar.
(くそ、ちょっと休まないと。)
スペイン語で最も使われる悪口は何ですか?
スペインの大学である ネブリハ大学 (Universidad de Nebrija) と アリカンテ大学 (Univeresidad de Alicante) の言語学部が共同で行った調査によると、以下がスペイン全土で最も広く使われている侮辱表現トップ10です🤩
gilipollas(馬鹿/間抜け)
imbécil(愚か者/間抜け)
cabrón / cabrona(嫌なやつ/クソ野郎)
subnormal(知能や精神に問題のある人)
hijoputa / hijaputa(クソ野郎)
tonto / tonta(馬鹿/おっちょこちょい)
idiota(馬鹿/間抜け)
puto / puta(くそ野郎/ビッチ)
capullo / capulla(嫌なやつ/馬鹿)
payaso / payasa(道化師/間抜け)
スペイン語で “呪い” にあたる言葉は何ですか?
スペイン語で「呪い」や「悪態をつく」という意味で最も一般的に使われる表現は soltar tacos です。このフレーズは直訳すると「小さな木片を放つ」となります。
元々 tacos という言葉は、ギャップを埋めるために使われる短くて太い木片(または他の素材)を指していましたが、意味が進化し、「罵り言葉」を意味するようになりました。
したがって、この文脈で tacos という言葉は「卑語」や「汚い言葉」の同義語として使われます。ちなみに、メキシコ料理の定番である タコス とは全く関係がありません。
「呪いの言葉」の他の同義語には以下のようなものがあります:
palabrota(汚い言葉)
blasfemia(冒涜)
juramento(誓い/時に汚い言葉としての誓い)
reniego(否定/呪い)
maldición(呪い)
スペイン語での罵り言葉の代わりになる表現は?
スペイン語では、罵り言葉の代わりに使われる一般的な表現として、実際の罵り言葉に似た音や、意味がほとんどないランダムな言葉がよく使用されます。以下はその例です:
caracoles(カタツムリ)
leñe(薪の変形表現)
ostras(牡蠣、「hostia(罵り言葉)」の婉曲表現)
miércoles(水曜日、「mierda(くそ)」の代わり)
Me importa un pepino(文字通り「キュウリなんてどうでもいい」、つまり「くそどうでもいい」)
caramba(わお/まあ)
rayos(くそっ)
gilipuertas(「gilipollas(馬鹿)」の代わり)
cielos(天)
¡qué rabia!(悔しい!/腹が立つ!)
スペイン語でよく使われる罵り言葉は何ですか?
スペインでよく耳にする罵り言葉を見ていきましょう!
Mierda(直訳すると「排泄物」、クソに相当)
Cagar(「排便する」を意味する、mierda の派生語)
Joder(性交を意味するスラング、クソに相当)
Cabrón / cabrona(文字通り「雄ヤギ」、クソ野郎に相当)
Gilipollas(馬鹿/間抜け)
Hostia(直訳すると「聖体」、驚き、痛み、称賛、不快感などの感情を表現する間投詞として使用)
Coño(直訳すると「女性器」に相当)
Cojones(文字通り「睾丸」、スラングで「balls」)
Hijo de puta / hija de puta(「クソ野郎」に相当)Hijoputa / hijaputa(短縮形)
Puto / puta(「くそ野郎/ビッチ」)
Puta madre(「motherfucker」に相当、ただし肯定的な意味でも使用可能)
例:Está de puta madre el restaurante.(そのレストラン最高だね。)
例:Ella me cae de puta madre.(彼女のこと本当に好きだ/彼女とは本当に気が合う。)
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