台湾の伝統朝ごはん10選
台湾にいったら絶対食べてほしい伝統朝ごはん
台湾グルメと言ったら何を思い浮かべますか?
屋台飯やタピオカはもちろんですが、台湾の朝ご飯はバラエティ豊かなうえに個性派ぞろいです!
台湾に行ったら絶対朝ご飯はコンビニで済ませず、朝ごはん屋さんで現地の人と一緒に食べてほしい!
そんな思いで台湾在住4年の私がこの記事を執筆しました。
北や南で少し味が違うことはありますが基本的に伝統的な朝ご飯は台湾のどこででも見つけられます!
ぜひぜひ自分の留学先や滞在先のホテル近くの朝ご飯屋さんを散策してみてください!
早餐店(ZǎocānDiàn)と地図で検索すると近くの朝ご飯屋さんが探せますよ!
台湾朝ご飯 || 豆漿・鹹豆漿(豆乳)
台湾朝ご飯 || 飯糰(おにぎり)
台湾朝ご飯 || 蛋餅(卵巻き)
台湾朝ご飯 || 包子(肉まん)
台湾朝ご飯 || 燒餅油條(シャオビン)
台湾朝ご飯 || 小籠包(ショウロンポウ)
台湾朝ご飯 || 粥
台湾朝ご飯 || 鍋貼(棒餃子)
台湾朝ご飯 || 茶葉蛋
台湾朝ご飯 || 蔥油餅 蔥抓餅(ネギ焼き)
台湾朝ご飯 || まとめ
台湾朝ご飯 || FAQs
豆漿・鹹豆漿(豆乳)
豆乳は基本の朝ご飯です。
軽く済ませたい人の中には、朝ご飯は豆乳のみという人もいます。
豆乳の種類は豊富で、黒豆乳、イチゴ豆乳なども見かけます。
無糖、半糖、全糖と甘さが選べるところもあれば、甘い豆乳しか置いてない店もあるのでチェックしてみましょう!
暖かいのと冷たいのと選べます。冬は熱い豆乳もおすすめです。
しかし、特にお勧めしたいのは鹹豆漿(Xián dòujiāng)という暖かくてうっすら塩のきいた豆乳スープです。
基本的に、ネギ、ラー油、サクラエビ、油條という台湾の揚げパンが入っていてピリッとしたラー油とまろやかな豆乳が抜群にあいます!
さっそく近くの朝ご飯屋さん、もしくは豆乳屋さんを探してみましょう!
飯糰(おにぎり)
日本人にとってはなじみの深いおにぎりですが、台湾おにぎりは日本のそれと少し違います。
まずは、米の種類や具材の組み合わせが選べるということ!
屋台には雑穀米や五穀米などいくつかの種類の米と具材が並びます。
具材は、先ほどの油條や、ザーサイ、肉や野菜が定番です。
豆乳と合わせれば、完璧な台湾伝統朝ごはんセット!
日本のものよりだいぶサイズが大きいので気を付けましょう。
蛋餅(卵巻き)
蛋餅は卵クレープと訳されることもありますが、基本的にはしょっぱいです。
もちもちとぱりぱりと店によって食感が違うので、いくつかのお店を試してみるのがおすすめ!
もちもち、もしくはぱりぱりの生地を卵と一緒に巻きます。
定番の味は
- チーズ 起司 Qǐ sī
- ベーコン 培根 péigēn
- バジル 九層塔 jiǔ céng tǎ
- コーン 玉米 yùmǐ
などがあります。
そして蛋餅と一緒に食べるのが醤油膏(Jiàngyóu gāo)という醤油ソース。
とろみと甘みがあって、あまじょっぱいみたらしソースのようなものです。(北部だと甘さが控えめの場合もあります)
是非自分好みの蛋餅をみつけてくださいね!
包子(肉まん)
肉まんは日本でも食べられるからな~
と、侮るなかれ。
台湾の包子Bāoziは生地がもっちもっちで具材がぎっしり。
そのうえ、種類までたくさんあります!
写真にあるのは、菜包という野菜炒めをいれたもの(左)とかぼちゃ味蒸しパン(右)
私の好きな味は、タロイモ味やチョコレートなど甘い包子Bāoziです。
包子のお店では早朝や夜、蒸し器から煙がもんもんと立ち上がりよく目立ちます。
台湾に行ったら絶対に一度は食べてみてくださいね!
もう日本の肉まんには戻れないかも!
燒餅油條(シャオビン)
油條(yóutiáo)は冒頭で紹介した通り、揚げパンと日本語で訳されています。
実際はパンよりも軽い食感で、どちらかというと揚げた麩、といったほうが近い気がします。
そんな油條をサンドするのが燒餅(Shāobǐng)!
燒餅(Shāobǐng)は、外はサクサク中はもちもち、伝統的な中華式のパイです。長方形でゴマが表面に振りかけられています。バターを使わないので洋式のパイよりもあっさりしています。
そんなほかほか燒餅に包まれた油條はサクサク、もちもち、ふわふわで、味わったことのないような食感の連鎖!
ほかのものに比べるとあまりメジャーではない台湾の朝ご飯のような気がしますが、現地の方々にはよく親しまれています。
小籠包(ショウロンポウ)
えー!と思われる方もいるかもしれませんが、みんな大好きショウロンポウは、朝ご飯としても人気です。
冬に台湾を訪れる機会があればなおさらぴったりですね!
刻みショウガを、忘れずに。
ショウロンポウ屋さんが見つからなければ、どこかの朝ご飯屋さんに何気なくぽんとおかれていることもあります。
そういった場合は、包子のお店であることが多いですので要チェック。
日本へ帰国当日、ショウロンポウを食べ忘れた!というあなた。
まだ、朝ご飯屋さんで遭遇できる確率もあるかも、あきらめないで!
粥
おにぎりと同様、日本人にもなじみ深いお粥。
日本では風邪を引いた際に食べるイメージですが、台湾人は体調にかかわらずいつでもおかゆを食べます。
朝営業しているお粥屋さんは少しレアかもしれませんが、それでも見つけたら試す価値ありです!
私は学生時代、二日酔いの時には必ず近所のお粥屋さんに朝駆けこみました。笑
台湾の人はお粥を広東風に野菜やキノコなどの具材と混ぜて作ることもあれば、おかずと一緒に食べることもあります。
おかずは、日本でいう湯葉にあたる豆包がおすすめです!写真にある茶色いものです。
鍋貼(棒餃子)
ショウロンポウ同様驚かれるかもしれませんが、棒餃子も朝ご飯としてよく食べられます。
ビニール袋やプラスチックの容器にに入れて売られていることが多く、醤油膏(Jiàngyóu gāo)と一緒に食べます。
現地の学生は、これを片手に朝の授業にやってくることも。
ド定番というわけではないですが、見かけたら買ってみるのもありです!
茶葉蛋
茶葉蛋Cháyè dànはゆで卵を、殻がついたままお茶でさらに煮たものです。
八角の香りがきき、台湾のコンビニエンスストアはこの匂いがします。
そう、コンビニでどこでも買える台湾朝ご飯です。
隣にある袋を一枚とり、トングで卵を取り出し袋に入れ、コンビニのレジまでもっていきましょう。
朝ご飯屋さんが見つからずコンビニしかないけど、台湾らしい朝ご飯を食べたい!
なんてときにはぴったりです。意外と見た目ほど味は濃くなく、さっぱりしています。
蔥油餅・蔥抓餅(ネギ焼き)
蔥油餅Cōng yóubǐng・蔥抓餅Cōng yóubǐngcōng zhuā bǐngは小麦の生地にネギをたっぷり入れて油で揚げる、もしくは焼いた粉ものです。
二つとも名前の通り作り方や材料は似ているのですが、できあがりはすこしちがいます。
蔥抓餅は焼いた後、層になった生地を裂かれます。ぱりぱりとした食感が特徴です。
蔥油餅の生地は何層にもなっていません、どちらかというと香ばしい香りと、もちっとした生地が特徴です。
どちらも日本人の口に合うお味です、試してみてください!
まとめ
以上、台湾定番の伝統的な朝ご飯でした!
食べたことのあるものはありましたか?
ほかにも皆さんのおすすめがあれば、ぜひ教えてくださいね!
FAQs
燒餅油條って何?
油條(yóutiáo)、揚げパンと日本語で訳されています。
実際はパンよりも軽い食感で、どちらかというと揚げた麩、といったほうが近い気がします。
そんな油條をサンドするのが燒餅(Shāobǐng)!
燒餅(Shāobǐng)は、外はサクサク中はもちもち、伝統的な中華式のパイです。長方形でゴマが表面に振りかけられています。バターを使わないので洋式のパイよりもあっさりしています。
蛋餅ダンビンって何?
蛋餅は卵クレープと訳されることもありますが、基本的にはしょっぱいです。
もちもちとぱりぱりと店によって食感が違うので、いくつかのお店を試してみるのがおすすめ!
茶葉蛋はどこで買える?
コンビニです。
隣にある袋を一枚とり、トングで卵を取り出し袋に入れ、コンビニのレジまでもっていきましょう。
蔥油餅・蔥抓餅違いは?
蔥抓餅は焼いた後、層になった生地を裂かれます。ぱりぱりとした食感が特徴です。
蔥油餅の生地は何層にもなっていません、どちらかというと香ばしい香りと、もちっとした生地が特徴です。
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